「吉」第二十七番 雲の間から月が現れるように運が開ける

おみくじ27番吉の内容

望禄応重山 禄を望めばまさに山を重ぬべし
花紅喜悦顔 花は紅なり、喜悦のかんばせ
挙頭看皎月 こうべを挙げて皎月こうげつを看るに
漸出黒雲間 漸く黒雲の間を

おみくじ27番吉の意味

あなたが財産を望むなら山を重ねるように十分で、思いのままである。
花も紅色に咲き誇り、喜びの顔を見せている。
夜空を見上げると、皓々こうこうと輝く月がようやく雲の間から姿を現した。

おみくじ27番吉の解釈

黒い雲の間から、ようやく月が姿を現すように悩みは消えて運が開けるでしょう。

運勢 このみくじにあたる人は、うれい散じてよろこびに向うなり、日待ちにまちしてよし このおみくじを引いた人は、心配事がなくなり運が向いてきます。気長に待ちましょう。
病気 病人本ぷくす、しかれどもゆだんすべからず 病気は全快しますが、油断しないようにしましょう。
慶事 よろこびごと十ぶんなり 慶事は十分です。
争事 あらそいごと勝べし 争事は勝つでしょう。
転居 ふしん、やづくり其ほかよろずよし 家の修理、家を造ること、そのほかすべて良いでしょう。
縁談 えんだんよし 縁談は良い結果になります。
旅行 旅立いたつてよし、後に心を残さず急げ急げ 旅行は良い結果になります。旅立った後を心配せず急ぎなさい。
商売 売買ともによし殊にうる方よし 売買はともに良い結果になりますが、特に売る方が良いです。
失物 失物出づべし なくしものは出てくるでしょう。
職業 職はあきないなれば何にてもよし、土に縁あることもよし 職業は商売であれば何でも良いですが、土に縁のある職業も良いです。
子宝 子無ければ遠からず出来るが、それに劣らぬ仕合せあるべし、夫婦なかあしくばよからず 子どもがいなければ遠からず出来ますが、出来なくてもそれに劣らないほどの幸せが訪れるでしょう。夫婦仲が悪ければ、良くない結果になります。
備考 おいおいしあわせきたるべし 徐々に幸せが訪れるでしょう。