「小吉」第三十一番 時期を待てば成功する

おみくじ31番末吉の内容

鯤鯨未変時 鯤鯨こんげいいまだ変ぜざるの時
且守碧潭淇 しばら碧潭へきたんふちを守れ
風雲興巨浪 風雲、巨浪を興さば
一息過天池 一息いっそく天池を過ぎん

おみくじ31番小吉の意味

北の果てに棲むという伝説の巨大な魚・鯤は、まだ大鵬という巨大な鳥に変身していない。
(鯤鯨は「荘子」に出てくる想像上の巨大な魚のこと。鯤鯨は時期が来ると巨大な鳥・大鵬に姿を変え、九万里の高さを六ヵ月に一度息をつきながら南の果て・天池に飛んでいくと伝えられている)
時が来るまではしばらく深い水の淵に身を潜めておとなしく力をためておこう。
時が満ち風雲が巻き起こったならば、一気に目的地である南の果て・天池まで飛んでいくことができるだろう。

おみくじ31番小吉の解釈

はじめは辛抱が必要なこともありますが、力をためておく時期と割り切りましょう。
時期が来れば一気に成功するでしょう。